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見廻組と新撰組



本日は京都見廻組と新撰組についてです。今回の放送で新撰組の屯所にわざわざ出向いて「わしらは将軍家の直参だぞ、ひかえ〜」と水戸黄門のようなことを言っていた見廻組ですが(てかそんなに偉い人なら水戸黄門ゴッコしてないで呼びつけるやろ)、そもそも新撰組とはテリトリーや役目が違います。

新撰組は祇園や三条等の歓楽街をテリトリーにしていました。それに対して見廻組は御所や二条城等の官庁街を見廻っていました。

また本来見廻組は幕府直轄の組織で、反幕過激派対策組織でした。これに対して新撰組は、京都守護職松平容保の支配下にある非正規組織で、主に不逞浪士の取り締りが任務です。

従って合同捜査を行ったり、共同戦線を張るようなことはありませんでした。ですので、今回の放送のように「怪しい者を捕らえたら見廻組に報告せよ」ということはありません。

身分に関しては新撰組は浪士(町人や農民含む)で、見廻組は旗本の次男・三男で腕に覚えのある部屋住みが選ばれたようです。なので土佐の上士と下士以上の開きがあったことは間違いないようです(後に近藤らは幕臣に取り立てられますが)。

組員は新撰組が最大で200人、見廻組が400人ということになっていますが、通常はその半分もいなかったのではないでしょうか?

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